3)略歴
1962年兵庫県生まれ。京都大学医学部卒業後、神戸中央市民病院内科研修を経て、1992年同医学研究科博士課程修了。医学博士。
UCLA医学部研究員、京都大学医学部助教授、京都大学再生医科学研究所教授を経て、2003年より現職。米国での客員研究員としての研究では、70年来の謎であった「神経誘導因子」の分子実体とその作用機構を明らかにした。帰国後は神経分化を決定するスイッチ因子群を解明し、ES細胞から選択的に神経細胞を分化させる系を確立した。現在は初期胚やES細胞を用いた神経分化の基礎研究とその医学応用の基礎技術の開発を行っている。
4)研究テーマあるいは専門
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