理研CDBは、10月から新たなチームリーダー2名を迎えた。平谷伊智朗氏は発生エピジェネティクス研究チームを立ち上げ、条件的ヘテロクロマチン形成(雌個体のX染色体不活化に代表される、発生過程のある時期に特定の染色体領域が凝集・不活性化し、その後もその状態が安定的に維持される現象)の分子機構の解明を目指す。また、Yu-Chiun Wang氏は上皮形態形成研究チームをスタートさせ、上皮組織の形態形成における個々の細胞形状の変化とその背後にある分子メカニズムを探る。
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平谷伊智朗チームリーダー(左)とYu-Chiun Wangチームリーダー(右) |
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