細胞、組織、器官がそれぞれ特有の機能と形態を獲得していくプロセスを理解することは発生生物学の重要な課題です。当研究室では、上皮組織形態形成をモデルに、その複雑な過程に関与する新規メカニズムの解明を目指します。上皮細胞の極性変化が細胞形態を制御する仕組み、また、局所的な細胞の形状変化が組織構造全体を変化させる仕組みに注目しています。さらに、コンピュータ科学者との共同研究により、細胞形態の4次元再構成および定量化法を開発しています。一個体間、または双翅類種間での形態形成の多様性における進化的、機構的原理を理解することが長期的な目標です。
1. 上皮組織の細胞形態変化、および湾曲過程の細胞極性変化による制御機構
2. アドへレンスジャンクションとアクチン間の結合強度による陥入レベル決定機構
3. 4次元定量イメージングの開発と、形態形成時に生じる力学的変化の可視化
4. 新規かつ一時的に出現する形態形成構造の進化的可能性
A:We are passionate about making new and important discoveries in the field of developmental biology. We come to work everyday with great enthusiasm knowing that we will understand better how cells undergo the necessary change to form a functional organism.
A:Dynamic. My lab is shaped and morphed by the unique personalities and posive energies of its indivisual members in an organic and creative way.
A:Let your own imagination be the only limitation, and the desire to know more be the preferred way to propel forward.
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