シンポジウム概要
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(RIKEN CDB)では、発生と再生の生物学に携わる研究者の国際的な知的交流を深め、研究の発展に資することを目的として、2003年より年に1度の国際シンポジウム“CDB Symposium”を開催しております。
2014年のシンポジウムテーマは"Regeneration of Organs: Programming and Self-Organization"をテーマとし、2014年3月10日(月)~12日(水)の3日間の日程にて開催いたします。
本シンポジウムでは、器官再生研究における分子遺伝学的アプローチあるいはES・iPS細胞を用いた試験管内再構築系の最先端を概観するとともに、器官の形状・サイズの決定メカニズムに迫る定量的研究、自己組織化する現象を記述、解析するための数理的研究を学び、再生現象理解への新しい切り口を模索することを目指します。
シンポジウムでのトピックスとしては以下のものを予定しております。
(1) Challenges to understand regeneration events at organ level
(2) Dissection of molecular mechanisms in regeneration
(3) Logics and principles of self-organization
(4) Mechanism to determine the size and shape of organs and organisms
(5) Self-organization in regeneration
本シンポジウムでは、世界的な研究者たちと次世代の研究を切り開く若手研究者や学生が一堂に会して議論を深めることにより、新たな知見を生み出し人的交流が促進されることを期待しております。
本会を活発な情報交換の場とするため、一般参加者によるポスター発表を募り、優秀な演題には口頭発表をお願いする予定です。また、海外からの参加者(大学院生、研究員)を対象としたTravel Fellowshipを用意し、国内外からの多数の参加申込をお待ちいたしております。
なお、会場の制約から、多数のご応募がありました場合、参加者は主催者の判断で150名程度に限らせていただく可能性がありますことをご承知おきください。
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(CDB) センター長 竹市 雅俊
|
CDB Symposium 2014 オーガナイザー |
京都大学大学院 理学研究科
阿形 清和 |
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 発生幾何研究ユニット
森下 喜弘 |
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 多能性幹細胞研究プロジェクト
丹羽 仁史 |
Center for Regenerative Therapies Dresden, Germany
Elly Tanaka |
|
|