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理研CDBは、理研神戸地区の他のセンターと共同で、毎年恒例となる一般公開を10月14日(土)に開催した。普段は立ち入ることのできない研究室内を公開し、一般の方と研究者が直接交流する年に一度の一大イベント。当日は2,200名以上の方がCDBを訪れ、最先端の生命科学研究に親しんだ。また、ポートアイランド内に立地する医療産業都市内の各医療施設や大学でも、施設公開イベントを同日開催した。
CDBでは今年も全研究室で協力し、様々なイベントを開催した。一般公開の目玉企画であるオープンラボには、形態形成シグナル研究チーム(林茂生チームリーダー)、呼吸器形成研究チーム(森本充チームリーダー)、発生エピジェネティクス研究チーム(平谷伊智朗チームリーダー)、個体パターニング研究チーム(濱田博司チームリーダー)、器官誘導研究チーム(辻孝チームリーダー)の5つの研究室が参加。来場者たちは研究室内の設備や実際の研究サンプルを見学しながら、研究者から研究内容の解説を受けたり、実験の一部を体験したりと、大いに賑わった。
他にも、DNAを扱う実験操作を体験するコーナー、研究に用いる様々な生物たちを紹介するコーナー、研究者たちとざっくばらんにおしゃべりできるトークコーナー、オリジナル缶バッチや動物の被りものを作る工作コーナー、理研神戸地区で働く研究者・職員を紹介する展示、おすすめの図書を集めたブックラウンジなど、盛りだくさんのイベントを実施。先端医療センターおよび神戸市と共催の講演会では、六車恵子専門職研究員(非対称細胞分裂研究チーム)が、小脳疾患の克服を目指す自身の研究を紹介した。さらに近隣のバンドー神戸青少年科学館からは、出張企画として、ストローでロケットを作る工作教室を出展いただいた。大人から子供まで、来場者たちは多様なイベントを通して科学に触れ、思い思いに楽しんでいた。
関連リンク | 理化学研究所神戸キャンパス一般公開 |
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