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網膜疾患の新たな治療薬開発を目指す共同研究を開始

2016年10月07日
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理研CDBの網膜再生医療研究開発プロジェクト（髙橋政代プロジェクトリーダー）は、参天製薬株式会社および公益財団法人先端医療振興財団と共同で、iPS細胞由来網膜細胞を用いて、網膜色素変性症や加齢黄斑変性などの視細胞変性疾患に対する新規治療薬候補を同定することを目的とした共同研究を開始することを発表した。理研CDBではこれまでに、iPS細胞から網膜細胞を分化・誘導する技術を確立してきた。今後はこの技術を活用し、患者由来iPS細胞からの視細胞変性疾患モデルの構築、およびその疾患モデルを用いた治療薬候補評価を共同で実施する。

なお、本共同研究は先端医療振興財団が管理する先端医療センター研究棟に新たに設置する共同研究室にて行われる。

 

 

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