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理研CDBの器官誘導研究チーム(辻孝チームリーダー)は、京セラ株式会社、株式会社オーガンテクノロジーズと共同で「毛包器官再生による脱毛症の治療」に関する研究を開始することを発表した。研究チームはこれまで、マウスを用いて、生体の毛包から採取した上皮性幹細胞および間葉性幹細胞を培養・増殖させた後、再構成して毛包原基を再生する「器官原基法」を開発してきた。今後はヒトでの臨床応用を目指し、3社で共同して細胞培養・移植技術の確立および各工程の自動化に向けた機器開発を進める。
なお、本共同研究は理研融合連携イノベーション推進棟(IIB)にて行われる。