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理研CDBとCLSTは11月9日から11日の3日間にわたり、職業体験に訪れた中学生2名を受入れた。神戸市立歌敷山中学校の地域学習・勤労体験を目的とする活動「トライやる・ウィーク」の一環で、CDBでは研究者たちを陰ながら支える事務業務を2日間にわたって体験した。
今回CDBを訪れたのは大崎一輝さんと金井皓太さんで、ともに中学2年生。事務業務として、総務・図書・広報・安全管理の仕事を体験した。総務業務では共同研究に関する書類等のファイル整理、図書業務では書庫の整理や購読する科学雑誌の管理などを手伝った。広報業務では、同日行われた高校生の施設見学の際の案内の様子を見学したほか、中学校に戻って同級生や先生方にCDBを「わかりやすく」紹介する壁新聞を作成した。また、安全管理業務では、研究室から廃棄依頼のあった試薬類のリストアップ・保管に加え、今年4月から運用開始した融合連携イノベーション推進棟(IIB)に立ち入り、新たに入居する研究室が使用する試薬保管庫等の登録手続きを手伝った。
研究所という慣れない環境に緊張しながらも、様々な業務の体験を通して2人は充実した3日間を送れたようだった。