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理研神戸キャンパス一般公開を開催

2015年11月13日
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理研神戸キャンパスは毎年恒例の一般公開を10月24日(土)に開催し、CDBも沢山のイベントを出展した。一般の方と研究者が直接触れ合う年に1度の一大イベントで、当日はさわやかな秋晴れの中、1,600名もの方がCDBを訪れて、サイエンスに親しんだ。

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  2. 当日の様子

一般公開の目玉企画・オープンラボには、今年は組織形成ダイナミクス研究チーム、上皮形態形成研究チーム、細胞外環境研究チーム、非対称分裂研究チーム、立体組織形成研究チーム、感覚神経回路形成研究チームの6つの研究室が参加した。来場者は、普段は立ち入ることのない研究室内で細胞などの実験サンプルを見ながら研究者の説明に耳を傾けるなどし、研究の現場を体感した。恒例の「生きものたちを見てみよう!」のコーナーでは、鳥、カエル、魚などのモデル生物をまとめて紹介。スッポンの赤ちゃんに直接触れたり、話題のiPS細胞を観察した他、シミュレーターを使ってマウス胚の操作を体験するコーナーも多くの人でにぎわった。

また、今年の一般公開では、「研究者をもっと身近に感じてもらおう!」をテーマに、多彩な企画を展開した。研究者にその場でなんでも質問できるライブトークショーや、研究者直伝でDNAを扱う実験操作を体験できるコーナーなどが開催され、研究者たちは積極的に来場者と交流を深めた。さらに、研究者おすすめの本を紹介するブックラウンジを設けたり、記念撮影コーナーを設置したりと、来場者が思い思いに楽しめるよう工夫された。

今年4月から運用をスタートした融合連携イノベーション推進棟(IIB棟)も、一般公開会場としてお披露目した。8階ホールで行った講演会には、CDB, CLST, AICSの3センターから3人の研究者が登壇。CDBからは濱田博司センター長・チームリーダー(個体パターニング研究チーム)が講演し、「基礎研究はおもしろい!」と題して、からだが左右非対称につくられる仕組みを探る自身の研究のほか、CDBの最新の研究成果を紹介した。

なお、当日はポートアイランド内に立地する医療産業都市の各施設や近隣の大学でも一般公開を同時開催した。

関連リンク 神戸キャンパス 第一地区 一般公開
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