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理研CDBは今年で12回目となる国際シンポジウム、CDB Symposiumを3月10~12日に開催した。CDB Symposiumは発生と再生の分野における研究者間の国際的な知的交流を深め、研究の発展に貢献することを目的として年に一度のペースで行われている。今回は”Regeneration of Organs: Programming and Self Organization”をテーマに15ヶ国180名の研究者が集い、連日多くの研究発表や意見交換がなされた。
今回のシンポジウムは再生現象理解への新しい切り口を模索することを目的とし、再生の分子機構、再生における自己組織化、自己組織化の数理学的研究、生物と器官の形とサイズを決めるメカニズムなどのテーマに沿って、31の口頭発表と60以上のポスター発表が行われた。
オーガナイザーは京都大学の阿形清和教授と理研CDBの森下喜弘研究ユニットリーダー、丹羽仁史プロジェクトリーダー、Center for Regenerative Therapies Dresden (Germany)のElly Tanaka教授の4名が務めた。次回シンポジウム”Time in Development”は2015年3月23~25日の開催を予定している。