理研CDBは「マルチカラーFISHを用いたヒト多能性幹細胞の核型解析法と実習」と題した講習会を、2月3、4日に実施した。幹細胞研究支援・開発室が、ESヒト多能性幹細胞の研究支援の一環としてシリーズで開催しているもの。
5回目となる今回は、ES細胞やiPS細胞を長期培養していると起こる染色体異常の検出方法を紹介した。マルチカラーFISHは短時間で核型を解析でき、かつ自動化しやすい。今回も大学や研究機関、製薬企業などから約20名の参加があった。この講習会は文部科学省の「再生医療の実現化プロジェクト」の一環として行われ、カールツァイスマイクロイメージング、アボットジャパンが共催した。
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