理研CDBの笹井芳樹グループディレクター(器官発生研究グループ)が、「脳発生の制御原理の解明と試験管内再現」の業績により、第28回大阪科学賞を受賞することが決まった。
この賞は財団法人大阪科学技術センターが主催するもので、理学、工学、農学、生物学、医学、薬学、情報科学とそれらの学際的分野における科学および新技術の発展に寄与した研究者に授与される。今回の受賞は、神経誘導因子の発見など神経発生メカニズムの解明に対する貢献と、それを基盤としたES細胞からの神経系誘導の研究を評価したもの。表彰式および受賞者の記念講演(一般聴講可、無料)が10月29日(金)に大阪科学技術センターで行われる。
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笹井芳樹グループディレクター
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