理研CDBは8回目となる国際シンポジウム”CDB Symposium”を3月23〜25日に開催した。今回は、”Frontiers in Organogenesis”のテーマのもとに、16カ国約200名の研究者が一堂に会し、複雑でダイナミックな組織形成、そして器官形成のメカニズムに焦点を当て、最新の知見を交換した。
3日間の会期中には25の口頭発表が行われ、器官形成におけるパターニング、誘導シグナルと細胞のダイナミクス、器官形成の進化的側面、新たなバイオイメージング技術などをテーマに活発な議論が交わされた。また、90を超すポスター発表が連日行われ、第一線の研究者と若手研究者が交流を深めた。
CDB Symposiumは、発生・再生分野の研究者の知的交流を深め、研究の発展に資することを目的として、2003年より毎年開催されている。今回は、理研CDBの倉谷滋グループディレクター、笹井芳樹グループディレクター、Harvard Medical SchoolのCliff Tabin氏がオーガナイザーを務めた。なお、本シンポジウムは、The Company of Biologists Ltd. およびWiley-Blackwell, John Wiley&Sons, Inc.からの協賛により開催された。来年は、”Epigenetic Landscape in Development and Disease”をテーマに、2011年3月14日〜16日に開催予定。
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