平成21年4月25日(土)、今年で7回目となる神戸研究所一般公開が開催された(一般公開ウェブサイト:http://www.cdb.riken.jp/openhouse/09/)。倉谷滋グループディレクター(形態進化研究グループ)による講演「カメの謎 発生から進化を考える」を初め、「生殖細胞とリプログラミング」・「体内時計とシステム生物学」をテーマに行われた研究展示など、通常はラボで実験に従事する研究員達が、来場した市民を対象に研究内容を分かりやすく展示・説明した。また、毎年人気を集めるオープンラボでは、細胞運命研究チーム、クロマチン動態研究チーム、発生ゲノミクス研究チームの3研究室が公開され、参加者達は普段見ることのない研究室の様子を楽しんでいる様子だった。加えて科学を題材にした工作教室(カメやペンギンのアニメーション作成・アクアビーズを用いた生物作成)や、CDB研究者と一般公開参加者が語り合うサイエンスカフェなど多彩なイベント企画が行われた。
今年は雨天にも関わらず1400人を超える来場者を迎え、皆イベントを楽しんでいるようであった。このイベントを機に少しでも多くの人が科学の面白さを感じ、更に興味・関心を持って今後の活動に活かしていくことを期待したい。
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