一般公開を開催 |
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理研CDBは今年で6回目となる一般公開を5月10日に開催した。科学研究の魅力と重要性を伝えることを目的にさまざまな企画が催され、1000人を超える来場者で賑わった。午前中には、「発生と再生の秘密を教えてくれる小さな生き物、昆虫」と題した講演が林茂生グループディレクターによって行われ、ショウジョウバエを用いた研究の話題を中心に、発生・再生研究の魅力を語った。また、「発生と病気」、「頭と脳のパターニング」をテーマにした研究展示が行われ、来場者は研究者の説明に耳を傾けながら顕微鏡の試料に見入っていた。
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オープンラボの様子。子供も白衣を着て研究者になった気分で。
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今年は3つの研究室がオープンラボを行い、光るゼブラフィッシュや生きたニワトリ胚などを見せながら、それぞれの研究の意義を熱心に語っていた。この他にも、ショウジョウバエやプラナリア、線虫など、実験で活躍する生物を展示したコーナーや、研究写真展、工作教室、クイズラリーなども催された。なお、理研分子イメージング研究プログラムと神戸医療産業都市構想の一般公開も同日に開催され、多くの来場者を集めた。
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当日は「インフィオラータこうべ2008」も併催され、先端医療と市民の協働委員会によって生命科学研究をテーマとした花絵が描かれた。 |
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