CDBシンポジウム2008「Turning Neurons into a Nervous System」を開催 |
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理化学研究所発生・再生科学総合研究センターにおいて第6回CDBシンポジウム「Turning Neurons into a Nervous System」が2008年3月24日〜26日の3日間にわたり開催された。
2002年から始まるこのCDBシンポジウムは、毎年発生・再生生物学における議題を多様な角度から取り上げたテーマを設定して行われ、最新の研究成果を自由に境界なく共有出来る場をつくることを目的としている。今年のシンポジウムはCDBの榎本秀樹チームリーダー、Raj Ladherチームリーダー、竹市雅俊グループリーダーと、ハーバード大学(米)のJoshua Sanes教授がオーガナイザーを務めた。
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Mario Capecchi教授による講演 |
今回のシンポジウムは神経系の形成機構について多様な視点から活発な討論が行われた。脳や神経系は個々の神経細胞が複雑なネットワークを組んだ集合体であり、そのネットワークにより膨大な数の神経細胞が一つの調和の下で機能する。この神経ネットワーク形成の発生学的、分子生物学的メカニズムについて約30の招待講演、80演題以上のポスター発表が行われた。発表内容の詳細とシンポジウムの様子はCDBホームページ内サイトhttp://www.cdb.riken.jp/sympo2008に掲載されている。
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