独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター
2007年4月23日


第5回一般公開を開催

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4月21日に今年で5回目となる一般公開が開催された。CDBにおける研究を広く一般に紹介する目的で、講演会や研究展示、オープンラボ、工作教室など、多彩なプログラムが組まれ、1,000人を超える来場者で賑わった。研究展示の今年のテーマは「幹細胞」で、4つの研究室が最先端の研究を分かりやすく紹介した。線虫やショウジョウバエ、プラナリア、ヌタウナギといった実験生物を紹介するコーナーは、小さな子供から大人まで、多くの来場者の人気を集めた。また、高橋政代チームリーダーによる「どうして見える? どうして見えない?−網膜を再生して病気を治すには」と題した講演が行われ、今回が初めての一般公開となる理研分子イメージング研究プログラムからは渡辺恭良プログラムディレクターによる「分子と旅する」と題した講演が行われた。

実験生物展示の様子。


今年は初めての試みとして、来場者とCDBの研究者がカジュアルな雰囲気で科学について語り合う「おしゃべりカフェ」も催され、募集定員を超える参加者が議論を盛り上げた。他にも、細胞などの蛍光写真をブラックライトで演出する「光るギャラリー」や、子供向けの粘土細工教室、ペーパークラフト教室が開かれた。さまざまな実験操作をゲーム化した「CDBラボパニック」も試験公開され、多くの子供たちが得点を競った。

最も人気を集めたイベントの一つはオープンラボだった。3つの研究室が一般に公開され、実際の実験装置や研究試料を用いた研究紹介に、来場者は研究現場の雰囲気を楽しんでいる様子だった。





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