高校生の体験プログラム |
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高校生向けのサマースクールが8月2、3日の2日間に渡って開催された。通常の見学を拡大した試験的な試みで、スーパーサイエンスハイスクールの指定を文部科学省より受けた福岡県立小倉高校の生徒10名が参加し、施設見学やラボ訪問、体験実習など多彩なプログラムを通して最先端の発生・再生研究を学んだ。
体験実習では、実際の研究と同様の手順で免疫染色法を行い、細胞骨格をつくるチューブリンやアクチン、DNA、ゴルジ体などを観察した。参加した浦野早紀さんは、「使ったことのない器具や試薬を使うことができ、嬉しかったと同時に成功するかどうか心配でした。結果は成功し、顕微鏡で自分の染色した細胞を見たときには本当に感動し、何度も何度も見直してしまいました」と感想を話した。他にも、先端医療振興財団の協力を得て、神戸医療産業都市構想の見学を行い、基礎研究と再生医療、バイオビジネスの連携を推進する取り組みについて説明を受けた。
理研CDBでは、年一回の一般公開に加え、科学館での展示、CDBの研究を体験できる展示室の常設、市民向け広報物の制作など、科学と社会をつなぐ様々な取り組みを行っている。
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