独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター
2006年04月05日


”Developmental Biology”の表紙を飾る

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動物の発生学を学ぶ学生や研究者にとって世界的なスタンダードとなっている教科書、Developmental Biology(Scott Gilbert著、SINAUER出版)の表紙をCDBの研究者が飾ることとなった。ボディプラン研究グループ(相澤慎一グループディレクター)の八田公平氏が撮影したゼブラフィッシュ胚のタイムラプス画像で、背側と腹側をそれぞれ青と黄色で擬似染色しており、器官形成や形態形成における細胞集団の調和のとれた動きが表されている。八田氏は色変換が可能な蛍光タンパク質を使ったライブイメージングにより、脊椎動物の胚発生における細胞の動きに注目した研究を行っている。

Developmental Biologyの表紙を飾るイメージ

著者であるScott Gilbert氏は、2004年のCDBリトリートで八田氏の発表を見たときに、是非この画像を表紙に使いたいと思ったと言う。「彼の撮影したムービーは、形態形成を非常に美しく描き出している。その画像を今回の表紙に使うことが出来てとても嬉しい」と語る。今回の改訂で第8版となる本書は2006年3月に出版された。
http://www.sinauer.com/detail.php?id=2500



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