第2回アジア生殖バイオテクノロジー学会をバンコクで共催 |
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理研CDBは、スラナリー工科大学(タイ)、タイ研究基金と、第2回アジア生殖バイオテクノロジー学会(ARB, Asian Reproductive Biotechnology)をバンコクにて共催した。11月3日〜7日の5日間に渡って開催された今回のカンファレンスには、約200名の研究者や高僧、展示出展者がタイやベトナム、韓国、台湾、日本などの国と地域から参加した。
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第2回ARB(2005年11月3日〜7日) |
学会の運営や会期中の様々な催しは、Rangsun Parnpai氏(スラナリー工科大学、Embryo Technology and Stem Cell Research Center)の統括の元に行われた。理研CDBのNguyen Van Thuan研究員(ゲノムリプログラミング研究チーム、若山照彦チームリーダー)も、学会プログラムのコーディネーションに参加し、Woo-suk Hwang氏(ソウル国立大学)やAnthony Chan氏(ヤーキス霊長類研究センター、エモリー大学)、Cindy Yang氏(コネチカット大学再生生物学センター)といった著名な研究者が講演を行った。
講演に加えて今回注目を集めたのは、理研CDBから参加した若山照彦チームリーダーとNguyen Van Thuan研究員によるマイクロマニピュレーションのデモンストレーションだった。学会場には今回のデモ用に実際の機器がセットアップされ、両氏がピエゾ作動マイクロマニピュレーションによって卵細胞の核抽出を行なった後、続いて参加者も同様の操作を体験した。
来年のARBはベトナムのハノイで11月に開催予定。
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