理化学研究所は一般向けの科学講演会を毎年開催しているが、今回は初めての試みとしてアート&サイエンス展が併催された。10月11日に神戸国際会議場で行われた今回のイベントでは、アルスノートラボを主催するアーティスト石垣健氏の協力の下、理研の様々な研究を題材にしたグラフィックアートや造形作品が展示された。神戸芸術工科大学からも多数出展があり、科学と芸術の新たなコラボレーションに注目が集まった。ショウジョウバエの生殖細胞の形成やマウスの嗅覚上皮の構造など、CDBから提供された画像を元にした作品も出展され、想定外の画像の使われ方に研究者も嬉しい驚きを見せていた。 |