発生における組織の形態形成のしくみをキイロショウジョウバエをモデル系として、以下の二つの領域で研究しています。1)上皮組織の形成メカニズム。管状上皮の呼吸器系である気管系の発生を研究しています。上皮の陥入運動と気管枝の遊走および管の形状決定において細胞骨格と細胞外マトリクスは果たす役割と、組織全体が協調するしくみについて分子遺伝学、ライブイメージング、および定量解析を駆使して追求しています。2)単一細胞の形態形成。細胞内の骨格、膜輸送系、シグナル伝達系が細胞種に特有なかたちを規定するしくみを機械感覚細胞、嗅覚受容細胞の形態形成をテーマにして研究します。
1. 上皮形成における細胞ダイナミクス
2. 単一細胞における細胞内と細胞外のパターン形成
A:教えられる事だけには満足できなかったので、発見の道を選びました。
A:自然のしくみを説明する「なるほど!」と思えるしくみを発見することができること。
A:Chance favors the prepared mind.
A:登山、サイクリング、写真。研究以外の世界を知ることが研究を客観視して深める秘訣だと思います。
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